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我らがアニキの誕生日
フランキーお誕生日おめでとう!!3月9日はシャンクスとミホさんも誕生日だって!
なんかねーグラコレにログインするとその日誕生日のキャラ教えてくれるようになりました。いい機能だ
今年の3月からなんかいきなりはじまった機能だけど1番乗りは2日のサンジ君でした。わお
まだ寒いのに裸でアイス抱えてた。エロい。
ごめんなさいちょっと盛りました。裸ではなかった。水着でした。
ザンバイとかサロメまで抑えててマニアックです。楽しいです
***********
3月9日、クライガナ島。
仲間との再集結に向けて、ゾロが修行にあけくれているとさりげなく鷹の目が近づいてきた。
ゾロの視界に入る位置に立ってコホン、と軽く咳払いする鷹の目をたいして気にもかけずにゾロは刀を振り続ける。
「ロロノア。今日は何の日か知ってるか? 3月9日だが」
「3月9日? コックの誕生日から1週間経った日」
「修行中は黒足のこと考えるのやめろと言っただろう」
「お、そうだ、今日誕生日だ。フランキーの。あ、あとルフィの命の恩人の海賊。フランキーの誕生日の宴の時にルフィが騒いでた」
「赤髪もか? まさかシャンクスで3、9……それだとサンクスにならないか」
「なんか言ったか?」
「他にはいないのか? そのあれだ。お前の身近な人物かつ今日誕生日の人物」
「いねェな」
「……おれはもう寝る」
ゾロが断言すると鷹の目はぷいっとゾロに背中を向けて湿った城の中へ入っていった。
背中が妙に寂しそうだった気がしなくもない。
鷹の目と入れ替わるように、夜の散歩に行っていたペローナがふわりと帰ってきた。
「鷹の目は」
「ああ。もう寝ると。なんか知んねェけどふてくされてた」
「何ふてくされてんだか」
「あー腹へった。コックのメシ食いてェ」
「あいつのこと考えるの禁止って言われてなかったか?」
「無理して忘れようとするより考えた方がすげェ調子いい。なら考えた方がいいだろ」
2年後、3月9日、クライガナ島。
鷹の目は森の中の大きな切り株をテーブル代わりにしてワインを煽っている。
そんな鷹の目を囲うのは大量のヒヒたち。
「ロロノアたちがいた時、結局3月9日はおれの誕生日って言えなかった」
「キャホキャホ!!(誕生日おめでとうございます!)」
「キャホーーー(森でとってきた果物です!)」
「キャホォォォ(ロロノアも本当はわかってたけど照れくさくて祝えなかっただけですって!)」
鷹の目は胸に下げている小刀で果物を剥くとヒヒと分け合っておいしく頂いた。
自分の首を狙っている弟子ロロノアは今頃船の上で海の一流コックが作ったクソうめェ料理を囲んで仲間たちと超賑やかに楽しくサイボーグの誕生日パーティーして、その後誕生日のめでたいムードの勢いに乗じて海の一流コックまたの名を黒足とこっそりチューとかしちゃってるかもしれないけれどちっともうらやましくなんてない。うらやましくなんてないんだから!
その弟子が持っていないものを鷹の目は持っている。それは世界最強の剣士の称号。
「……それもいつかロロノアに取られるんだろうな。なんせおれ、あいつのこと張り切って育ててしまったからな」
鷹の目だって、50年先も自分が世界最強の剣士でいられるとは思っていない。世代交代はいつしか起こり、若者たちが次の時代を作っていくのだ。
やけ酒を煽っているうちに森の中で眠ってしまった。鷹の目が風邪をひかないように、ヒヒたちは鷹の目に添い寝してしっかり毛皮で温めてやる。
鷹の目は一人なんかじゃない。心優しいヒヒがついている。
おわり
遅くなったけど73巻読みました日記書くつもりだったのに
一体どうしてこうなった
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